アクセス
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埼玉県さいたま市浦和区領家2-9-17
- JR京浜東北線『北浦和駅』東口より約1km 徒歩14分
- バスでご来院の際は北浦和駅から「浦31:市立病院行き」に乗り、3つめ「浦高南」バス停で降りて徒歩3分です。
診療内容
リウマチ性多発筋痛症(Polymyalgia Rheumatica:PMR)は、主に高齢者に発症する炎症性の疾患で、肩や首、腰回りなどの筋肉に強い痛みやこわばりを引き起こします。特に50歳以上の方にみられ、朝起きたときに症状が強く現れることが特徴です。関節リウマチとは異なり、関節ではなく筋肉周囲の炎症が主な原因と考えられていますが、正確な発症のメカニズムはまだ解明されていません。
リウマチ性多発筋痛症の典型的な症状は、肩や太もも、首、腰回りの強い痛みとこわばりです。特に朝の起床時や長時間同じ姿勢をとった後に症状が顕著になり、体を動かし始めると徐々に軽減することがあります。筋力が低下するわけではありませんが、痛みのために腕を上げたり、階段を昇ったりするのが困難になることがあります。
また、全身の倦怠感や微熱、食欲不振、体重減少などの症状が伴うこともあります。まれに、動脈の炎症を引き起こす「巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)」を合併することがあり、頭痛や視力の異常が現れることがあります。そのため、早期の診断と適切な治療が重要です。
リウマチ性多発筋痛症の診断には、血液検査による炎症反応(CRPなど)の確認が重要です。また、症状の経過や身体所見をもとに診断されることが多く、他の疾患(関節リウマチや悪性腫瘍など)との鑑別が必要になります。
治療の基本は、低用量のステロイド剤(プレドニゾロン)の服用です。適切な量のステロイドを使用すると、多くの患者さんは短期間で症状の改善を実感できます。症状が軽快した後は、ステロイドの量を徐々に減らしながら、長期間にわたって慎重に経過を観察します。場合によっては、免疫抑制剤や抗炎症薬を併用することもあります。
リウマチ性多発筋痛症の治療中は、適度な運動やストレッチを取り入れ、筋肉の柔軟性を保つことが大切です。ただし、無理な運動は痛みを悪化させることがあるため、体調に合わせてゆっくりと行うことが推奨されます。
また、ステロイドを長期間使用する場合、骨粗鬆症のリスクが高まるため、カルシウムやビタミンDの摂取を意識し、定期的な骨密度検査を受けることが重要です。バランスの取れた食事を心がけ、体調の変化に注意を払いながら治療を続けることが、症状の安定につながります。
リウマチ性多発筋痛症は、適切な治療を行えば症状をコントロールしながら日常生活を送ることが可能な病気です。当院では、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療方針を提案し、長期的な健康管理をサポートしています。肩や腰の痛み、朝のこわばりなどの症状が気になる方は、お気軽にご相談ください。
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